サタデープラス 漢方が冷え性&原因不明の疲れに効く

H31.1.16放送

講師は芝大門いまづクリニックの今津嘉宏(よしひろ)先生で、

全国から患者さんが駆けつける東洋医学専門医です。

『ねころんで読める漢方薬』『子どもの心と体を守る「冷えとり」養生』など漢方に関する著書がたくさんあります。

冷えや疲れやすい、倦怠感など病気まではいかないけれども原因不明の不調を未病といい、西洋医学では治療できず、漢方で改善させるそうです。

東洋医学の診察

番組では冷え性歴20年の小島瑠璃子さんが診察を受けていました。

まず問診で食生活や睡眠などの生活習慣をチェック

Dr「お食事は規則正しく食べることができていますか?」

小島さん「バラバラですね、朝ごはんは食べないです。」

Dr「食べた後っていうのは少し胃がもたれたりします?」

小島さん「体調が悪かったり風邪気味だったりだとしますね。」

次に胃腸の状態を腹診でチェック(仰向けになった状態でお腹を抑える)

小島さんはみぞおちに抵抗があり胃腸のバランスが少し悪くなっているそうです。

そして舌をべーっと出して表と裏を見る舌診で血流&胃の状態をチェック

小島さんの舌は少し紫色で血の巡りが悪く、

さらに腕の動脈の位置と弾力をチェックする脈診(4本指を当てて)で体そのものが元気かどうか分かる。

小島さんの脈は強くて弾力があって非常に良いとのこと。

気血水とは?

問診、腹診、舌診、脈診と時間をかけて診察するのは漢方医学では気血水という考え方がとても大事で、気血水とは、

気(き)→エネルギーと胃腸の状態

血(けつ)→血液

水(すい)→体内の水分

のことでこの3つのバランスが整っていれば健康体だが、バランスが崩れると不調を招くそうです。

冷えといっても血の異常が水の異常かを考えて薬を選ぶ必要があって、

小島さんは血の巡りが悪いので血の異常と、胃腸の調子が悪いので気の異常と考えられ、気血を整える当帰芍薬散が合うとのことでした。

葛根湯の効果的な飲み方

風邪の引き始めにオススメの葛根湯は、

1、お湯に溶いて飲む

早く吸収され、早くより温まるから。

2、生姜の絞り汁を入れる

より温まるから。

3、空腹時に飲む

食後だと食物繊維に有効成分が吸収されてしまい効果が落ちるという研究があるから。

以上から毎食前30分前か毎食間(食後2時間後)のどちらかでよく処方されますが、生姜の絞り汁を入れたお湯に葛根湯を溶いて飲むと効果的ということでした。

しょうがには低温のときに多い殺菌効果のあるジンゲロールと、100度以下で高温になると増える体ポカポカ効果のショウガオールとあるのでより効果が増すのだと思います。

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Posted by まめきち